ブログ(現場レポート)
カスタマイズ + 年末のご挨拶
2019年 12月 30日
今回は、前回の終わりにも書きました、道工具のカスタマイズについてです。
4月15日の記事、「新入社員研修:1日目」でも触れていますが、
新入社員には、現場作業に必要な道工具一式が支給されます。
このとき受け取ったものをずっと使い続けてもいいのですが、
各々で、新しいものを追加したり、別のものと入れ替えたり、
そういった調整をすることができます。
現場で働いている皆さんの道具をよく見てみると、実はあちこちに違いがあります。
わかりづらいでしょうが、それぞれに自分の使いやすいよう手を入れていて、
同じ組み合わせのものがありません。
専門店、またはホームセンター等に足を運び、ずらりと並んだ商品を前に、
「どれを使えば作業がはかどるか」「どこに着ければ動きやすいか」等々
実際に作業する自分をイメージしながら思索するのはなかなか楽しいものがあります。
なにこの年の瀬に人の下半身の写真ばっかりアップロードするブログ
12月29日(日)午前。
駆け足ですが、今年最後の大掃除&片付けの様子です。
県内、または国内のあちこちをトビまわる皆さんが大集合する、貴重な機会です。
年明けの業務は1月6日(月)からになります。
今年も大変お世話になりました、ありがとうございます。
来年も、有限会社 延原工業 をよろしくお願い申し上げます。
ヘルメット
2019年 12月 16日
学校の登下校用、バイク用、野球などのスポーツ用 等々
頭部を衝撃などから守るため、日常のいろんな場面で登場するヘルメット。
今回は、延原工業で使用しているヘルメットのご紹介です。
特徴としましては以下、
・上部に空気を通す通気孔があり、ムレを軽減
・バイザーの部分が透明で、上方の視界を拡張
・透明なインナーシールドを内蔵
雨、ペンキ、鉄骨材加工時の火花など、目元を守りたいシーンは結構多く、
現場によっては目元の保護を義務化しているところもあります。
別途、透明のゴーグルなどを装着するより、
2秒~3秒で出し入れでき、より広い範囲をカバーできる内蔵型シールドはとても便利。
人によって、気候に合わせて、現場のルールの都合で、かぶり方がいろいろあります。
頭部にタオルを巻いて、夏は汗が垂れてくるのを、冬は寒さを抑えたり。
最低限、ヘルメット側のおでこの部分にだけ小さなタオルを巻いたり。
麦わら帽子のようになるオプションをつけて日差しを遮ったり。
麦わらオプションもそうですが、各々が使用する道工具については
安全性を損なわない範囲で、買い足しやカスタマイズの自由があります。
ヘルメット以外のそれに関しても、また書いてみたいと思います。
うちなー
2019年 12月 2日
就職説明会などでお渡ししているパンフレットや、
このホームページ内の「事業内容」で紹介されているとおり、
延原工業には複数の事業部があります。
そのうち「鉄骨工事事業部」は「対象エリア 日本全国」、
読んで字の如く日本の北から南まで、鉄骨を組み立てに出張しています。
弊社は比較的気候の温暖な岡山県南部が本拠地です。
それも手伝ってか、出張などでそこを離れると、ホームの穏やかさを痛感します。
関東、東北、あるいはちょっと北に行けば、冷たい風に吹かれたり、雪に見舞われたり。
お仕事中は寒いからといちいち手を止めてはいられません。冷たい。
一方、
現在、沖縄の現場にて鉄骨の組み立て作業が進行中です。
空 調 服(11月中旬)
略して高車
2019年 11月 18日
前回に引き続き、高所作業車のお話です。
高所作業車の使用に際して気を付けること。
まずは搭乗者自身の安全についてです。
操作は基本、人が乗り込むカゴ状の箇所の操作パネルから行いますが(下部からも可)、
完全に足元を固定してから使うトラック搭載式以外は、移動時に結構揺れます。
もしカゴが高い位置にある状態で揺れでもしたら、転落の危険性が高まり大変危険です。
なので、搭乗時には安全帯のフックを手摺にひっかける。絶対。
車体を移動させるときは、カゴを低い位置まで下げてから。絶対。
車や歩行者が行き交うことを前提に作られている道路とは異なり、
高所作業車の仕事場は、建物や構造物の周囲です。
ぶつけてはいけない、踏んではいけない、そんなものに囲まれています。
車体まわりの確認を怠ったがために、置いてあるものを踏んでしまった、
高所での作業に集中するあまり、下部の可動域を失念し何かにぶつけてしまった、
等々のリスクが常に居合わせています。周囲の確認、絶対。
最後に、鉄骨の現場で触れることになる高所作業車のバリエーションを見ながらのお別れです。
カゴ側の方に上下に動かせる関節がついたタイプ。より作業がしやすい位置取りが可能です。
タイヤタイプ。足元が既に整っているときなどに。車体の動きも自動車に近いです。
垂直昇降型。壁沿いなど建物内部での作業でたまに使用します。
高所作業車
2019年 11月 4日
前回の内容と関連して、また資格のお話です。
玉掛けと並んで、弊社で取得優先順位の高い資格、高所作業車運転について。
これはだいたいの人が一度は見たことがあると思います。
たまに街中で、電信柱や看板など、高いところで作業しているあれ。
第三者との事故がないようすぐそばに警備員さんが立っているあれです。
種類はいろいろですが、左下のトラック搭載式のものが一番近いですね。
こと鉄骨の組み立てにおいては、高所作業車は必須の乗り物です。
ひとつの現場で複数、規模の大きいところでは5台以上が同時に稼働します。
全部が全部、本格的な組み立て作業で使われるわけではなく、
ネットの付け外しやペンキの塗装、高所へのお使い等、難度もいろいろ。
例え経験の浅い1年生でも、これの資格を持ってさえいれば、
何かしら任せられる仕事があったり、隣に一緒に乗って見てあげられたり。
早めに技能講習を受けてほしいのは、こういう理由があります。
トラック搭載式は公道も走行可能な車でもあるので別として、
それ以外のものはさしてスピードが出せません。
とはいえやはり機械。扱いを誤れば重大な事故が起こり得ます。
次回、もう少し高所作業車について書き連ねたいと思います。