ブログ(現場レポート)

新入社員研修:延長戦

2019年 5月 27日

もともとは3日間で終了する予定であった新入社員研修

研修を終えた彼らは次の日から現場作業に従事するはずでしたが、

いろいろと事情もあり、4日目5日目補足授業が行われました。

 

足場を3日目の状態からもう一段伸ばし、より高い場所を経験。

すぐ横にある屋根が地表から約4.3mなので、最上段に乗っての目線の高さは約5mとなります。

 

そして今度は解体。順次バラしつつ、組む時とは逆で上から下へと材料が受け渡されます。

下では、流れてくる材料を受け取りつつ、同時にそれらの整理(仮置き)もやっていきます。

 

(右側の写真は、翌日の「材料の重ね方」学習の様子)

受け取り作業の妨げにならないよう、後から片付けやすいよう、

何より置いたものがズレて倒れたり落ちたりして事故につながらないよう、

限られたスペースを上手に使うことが現場では求められるようになっていきます。

 

番線を用いての結束

簡単に言うと、番線(針金)を使い、今回は重ねた材料を縛って固定する練習です。

材料の束をひとつの大きなカタマリとして扱えるようになるため、

トラックでの運搬、クレーンでの吊り上げ時などに欠かせない技術です。

 

コツを掴むまで苦労しますが、いち早く身に着け同期同士で教え合う頼もしい場面も。

 

鉄骨に関しては、 んじゃ練習用にいっちょ建ててみようぜ とはいかず、

覚えていくことも多いため、この日は鉄骨用の道工具や材料の説明、

まず最初は何から頭に入れていけば良いかなどのレクチャーが主となりました。

 

 

本来の予定より多くの研修を経た新入社員たちは、翌週から現場へ入っていきました。

今回学んだ内容は基礎的なものであり、実際にはまだまだ知らないことがたくさんです。

やれることをひとつひとつこなしながら、だんだんとステップアップしていきます。

皆さん、これからよろしくお願いします!ご安全に!

 

まあ、この記事の更新時点で既に2か月ほど経過しちゃってるんですけどね(・ω<)

 

新入社員研修:3日目 +

2019年 5月 13日

新入社員研修、3日目

2日目の足場組み立て練習は地上での作業だけでしたが、

3日目はいよいよ組んだ足場の上に乗っての高所作業に臨みます。

 

最初に、組んでいく足場に必要な数の材料を皆でえっほえっほと運んでいきます。

一朝一夕ですぐに身につくものではありませんが、少しは慣れてきたでしょうか?

 

まずは講師による実演、新入社員はその作業の流れを見学します。

そしてここから徐々にステップアップ。

 

次やその次に必要となるものの用意を指示され、下でスタンバイ。順次、足場上に受け渡し。

いよいよ実際に足場上へ。 は じ め て の こ う し ょ さ ぎ ょ う

 

写真では分かり辛いですが、転落防止のための安全帯の使用方法の学習も並行して実施。

安全に配慮しつつ、綺麗に無駄なく迅速に。これから携わるお仕事の基礎を学んでいきます。

 

当初の予定では新入社員研修はこの3日目をもって終了のはずでしたか、

諸事情により延長戦があります。そちらの内容はまた次回の記事にて。

 

この日は健康診断や社内会議等のため、社員全員勢ぞろいするという珍しい日でもあり。

状況にもよりますが、概ね数人~十数人規模で現場ごとにバラバラに動くため、

なかなか皆が揃って顔を合わせる機会がありません。

 

このチャンスに集合写真を撮ったり

 

新入社員との顔合わせもしつつ会議を行ったり(終わったあと足のしびれにやられてしまったり)

 

足場材を使った筋トレバトル勃発したり

 

とても濃い一日でございました。

 

新入社員研修:2日目

2019年 4月 29日

前回の続き  新入社員研修、2日目

この日は、現場でも実際に使う道具や材料を用いての実践練習。

でもその前に、

 

現場では毎朝、朝礼 があります。

ざっくり書くと、その日その現場にたずさわる人たちがみんな集まり、

それぞれの代表者がその日の作業内容危険ポイントなどを報告し合い、

現場全体を効率よく安全に動かすための、情報の共有が行われます。

その朝礼の一発目がラジオ体操。 この段階でもう訓練は始まっているのです。

 

「〇〇を〇個持ってきて~」

これは、入って日の浅い新人がよく任されるお仕事です。

運ぶものはだいたいが 鉄の塊 なので、どれもそれなりに重量があります。大変です。

  

コツは、重心、バランスの取れる個所を見抜き、そこを持ったり、担ぐこと。

最初はなかなか慣れませんが、理解が進むにつれて、体への負担が大きく減っていきます。

名前を覚える、運び方を覚える、これがまずやるべき第一歩めです。

 

4月とはいえ、雲が陽の光を遮ればまだまだ肌寒い季節。

休憩を挟み、一枚多く着込んで、再開。いよいよ足場を組んでいきます。

 

足場は多かれ少なかれ上へ上へと伸びていきますが、

美しく、安全に段を増やしていくには、一番下の段、足元が正確である必要があります。

綺麗に並んでいるか、隣と高さは合っているか、角度は水平かなどに気を付けつつ、

長年の経験から導き出された効率的な手法を、講師のベテラン専務が伝授。

 

 

 

 

・・・ん?

専務のお手本を見ながらのエア組み立て!       かわいい

 

この日はいったんお片付け、そして足場の組み立てに関する座学を経て、無事閉幕。

次回の記事は新入社員研修3日目、もっと高い足場の組み立てに挑戦です!

 

 

 

新入社員研修:1日目

2019年 4月 15日

 

2019年4月1日、5名の若人が晴れて弊社の仲間に加わりました。

これより数日間、実際に社会に、現場に出てお仕事をしてもらう準備として、

新人社員研修 でいろいろな勉強、練習をしてもらうことになります。

講師を務めるのは、ベテランである専務のおふたり。

 ※この写真は2日目のものです。

 

1日目はまず事務所内にて、会社の規則や社訓などの説明、

現場作業の流れ、潜む危険とそれへの対策など、基本的な内容の学習。

講師の話をしっかり聞きつつ、テキストやDVDとのにらめっこが続きます。

 

午後は、実際にこれから使っていくことになる、道工具の支給とそのセットアップです。

 

道工具は、買ってきて封を開ければすぐ使える、というわけにはなかなかいきません。

 

ベルト&バックル、胴当て、道具取付用の金具など、どれもバラバラで売られているので、

自分で使いやすいように位置を調整しながら、いちから組み立てていきます。

 

高所作業が多くなります。自身はもちろん、道具の落下もまた事故につながります。

そうならないよう、新しい道具たちにも、落下防止措置を施し、装着。

 

そして フルハーネス型安全帯 。それぞれの体格に合うよう、長さを調整。

万が一の転落時に命を守り、衝撃によるダメージを軽減してくれる、超重要装備です。

  

 

最後に、フルハーネス型安全帯についての教育用DVDを見ます。

  !?

この日たまたま事務所に居合わせた、前年度入社の先輩2人も見守って?いました。

 

初日のメニューはここまで。

2日目からはいよいよ、この日準備した装備を身にまとい、

敷地内にて、実際に現場で使われる材料を用いた実践練習が始まります。

 

                     ??「もうちっとだけ続くんじゃ」

 

選べます

2019年 3月 20日

18日の月曜日、来月から会社に加わる5名の若者に事務所に集まってもらいました。

理由はふたつ。ひとつは、来月初頭に彼らに受けてもらうことになる、

新入社員研修 の説明のためです。

 

内容は、入社に必要な書類のやりとり、新入社員としての心得の学習から、

テキスト、DVDを使用した、現場に入る前に身に着けておくべき知識の習得、

支給された道具などを使用し、実際に足場を組んでみる実践練習まで多岐に渡ります。

こちらはまた後日、記事にして公開したいと考えています。

 

もうひとつが、制服合わせ 。

制服=作業着であり、ひとりひとりに合った、動きやすいサイズが必要です。

上着のほうは、あらかじめMやLなどいくつかのサイズのものを用意し、

実際に着てもらって具合を見るだけで済むのですが、

細かいサイズを計らないといけないズボンはそうもいかず、

毎回お世話になっている 職人の店いちのせ に全員で移動、見てもらいます。

 

 

さて、ズボンには2種類あり、どちらかを、あるいは両方を選ぶことができます。

平ズボン と ニッカボッカ (ポッカ?) 左から、平、平、ニッカです。

  

動きやすさ、使いやすさの感じ方は人それぞれであり、優劣をつけるものではありません。

全員で揃えた方が良い等の決まりはないので、個人個人の好みで決められます。

年2回の制服支給の際に、前回の内容からの変更も可能なので、

とりあえず最初は両方で、というケースが多いです。

 

採寸。

 <見せられないよ!(シャッ!!)

 

5名もの新入社員、とてもありがたいことです。

会社も、社員数も、拡大を続けています。

前回記事の「健康経営優良法人」「健活企業」もそうですが、

これが一過性のものとならないよう、今後とも、

社員が少しでも働きやすい環境、

良い福利厚生、良い所得が得られる様に、

日々、試行錯誤を繰り返し行ってまいります。

 

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