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新人参観 ~ぴかぴかの1年生~
新入社員研修⑦
とび工の仕事のひとつに、
『番線打ち(ばんせんうち)』
『番線切り(ばんせんきり)』というものがあります。
※番線とは、鉄のハリガネのような物だと思ってください。
何に使うかというと、おもには現場で使用する資材を結束するために使用されます。
まずは番線打ち。
シノという道具を使って番線を締めるのですが、より強固に確実に結束する為には、なかなかコツが必要です。
最初はうまくできませんが、反復練習をする事でだんだんと体でコツをつかんできます。
次に番線切り。
クリッパーという道具を使用しますが、ただ切れば良いわけではなく、切る際の姿勢や体の位置、
クリッパーの刃の入れ方など、すべて正しい手順があります。
とても強いテンションがかかった番線を切ると、場合によってはバチーン!!と自分の
ほうへ飛んできます。
この手順を知らなかったり、守らなかった時に事故や怪我がおこります。
正しい手順を身につけることが、新入社員研修で最も重要な事なのです。