一人前への道!!
一人前への道!! (資格取得ロードマップ)
強い気持ちと向上心があれば、誰でも一人前の職人になれます!!
延原工業は、手厚いサポートでイチから社員を大切に育てます!
建設業の資格ってなに?
建設業には、実にさまざまな資格があります。資格をもっていないとできない作業も多くあります。
とび職人として一人前になり、稼ぐようになるには資格の取得は必須となります。
入社後は必要に応じて段階的に資格を取得してスキルアップを目指します。
試験・講習について
資格の取得には、決められた技能講習や特別教育、試験を受けなければなりません。会社によっては、受講や試験日は休日扱い、費用も自己負担のところも多くあります。
延原工業は、資格取得の費用(資格により約1万円~5万円)は、すべて会社が負担します。
そして資格の受講日は通常の出勤扱いとなるので、当然 給料も支払われます。
※ただし1回目で不合格の場合、原則として2回目以降は休日扱い、費用は自己負担となります。
最終的に、資格は自分自身のため
昔から『手に職をつける』という言葉があるように、
取得した資格は、一生ものです!!
真剣に資格取得と向き合い、自分のスキルを上げることでできる仕事も増えていきます。
資格の種類と取得時期
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入社時(ピカピカの一年生)
まずは現場入場に必須の教育から!
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足場の組立て等特別教育(必須資格)
特別教育の上位である『足場の組立等作業主任者技能講習』は、21歳を過ぎた足場業務を3年以上経験した人しか受講できないので、18歳を越えた21歳まではこの特別教育を受ける必要があります。
※足場の組立解体作業は18歳未満の方はできないと法律で決められており、手元しかできません。
フルハーネス型墜落制止用器具使用従事者(必須資格)
高さが2M以上の作業床が設けられない箇所でハーネス型の安全帯を使用する作業に必要な特別教育です。
※当社の全業務においてフルハーネス着用が義務付けられているので、必ず必要な資格になっています。
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1年目~3年目(見習い期間)
この時期に、基本的な資格をたくさん取得します!
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玉掛け技能講習
クレーン等で資材を吊り上げたり移動したりする際、玉掛けは必須の資格です。
※有資格者のそばで行う、玉掛け補助作業は資格は必要ありません。
高所作業車運転免許
鉄骨工事に必須な、高所作業車を運転するための免許です。
作業床が10M未満だと特別教育、10M以上だと技能講習になります。
当社では全員技能講習を受講していただきます。
ガス溶接技能講習
ガス溶接は幅広い分野で活躍しています。
可燃性のガスや酸素を用いた溶接、溶断を行うにはこの資格が必要となります。
技能講習を修了すると、可燃性ガスと酸素を使用した金属の溶接、溶断、加熱の作業を行うことができます。
アーク溶接技能講習
アーク溶接とは、「アーク放電」という電気的現象を利用した溶接の事です。
アーク溶接作業に従事する際は、資格ではなく特別教育の修了が必要となります。
職長クラスになると、A-2F(JIS溶接資格)を取得します。
研削砥石技能講習
実は、研削砥石(グラインダーの刃など)を取替える作業には資格が必要なんです。
研削加工を行う上で砥石は欠かせません。
砥石は消耗品ですので必ず新品に取替える作業が発生します。
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8年目~(中堅社員)
鳶の国家資格に挑戦!
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とび技能士 1級(国家資格)
仕事を受注するのにも有利な国家試験になり、一人前を名乗るには必要な資格です。
1級を受けるには7年以上の実務経験又は2級合格後2年以上経過しないと受けれません。
学科は鳶職には関係ないと思えるような問題も出題され、鳶の技術がベテランでも学科で落とされる場合もあります。
『とび技能士1級』に合格する事は、とび職人としての将来性を高めるステイタスでもあります。
また、『とび技能士1級』を取得すれば、会社設立(独立)に必要な建設業許可の『とび・土工』が取得できます。
必須ではありませんが、さらに上位に『とび技能士 特級』があり、1級取得後5年の実務経験を経過すれば試験を受ける事ができます。『とび技能士 特級』は鳶職人として最高位の資格となります。
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10年目~
次なるステージへ!
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管理職、または独立への道
この頃になると、中堅社員として多くの現場で職長経験を積み、管理職者としての、次なるステージを目指します。
弊社では、『主任、課長補佐、課長、部長』と役職制度を設けており、収入アップだけではなく、各予算管理や経営側の意識をもつ事によりより仕事にやりがいを感じる事ができるようになります。
また、経営を学ぶ事で、将来会社の協力会社としての独立を視野にいれる事も可能になります。