ブログ(現場レポート)
でも、お高いんでしょう?
2019年 1月 21日
(物理的な意味で)
会社の説明会などへ話を聞きに来てくださった方々が、
「高いところでの作業というものが、大丈夫かどうか不安です。」
と仰るケースが結構あります。
これには、「危なくないか」「高いところで平気でいられるか」
という複数の懸念が込められていると思います。
鳶(とび)というお仕事柄、100%ではないものの高所作業はつきもの。
心配になる気持ちは当然といえるでしょう。
作られていく構造物や、既存の建築物、作業内容次第で、高さは大きく変化します。
高所作業自体がないこともあれば、10m、20mとどんどん上に伸びることもあります。
(ホームページの「施工実績」も、あわせてご覧くださいませ。)
「危なくないか」ですが、もちろん危ないです。様々な危険が発生しかねません。
しかしだからこそ、危険をできるだけ減らすよう前もって検討、準備され、
毎朝の作業開始前には、必ずそれらの周知と対策の確認が行われます。
作業中もまたお互いに意識し、何かあればすぐに声をかけ合い、不安要素を取り除きます。
あれもこれもと書き出すと文字数がすごいことになってしまうため、簡潔に。
職長(現場のリーダー)や先輩たちベテランの指示やアドバイスを守る限り、大丈夫です。
「できないことはさせない」を前提に、職長が人員の配置や作業内容を決定します。
新人に対しては、目の届く範囲に置き、ひとつずつ覚えながら慣れていってもらい、
これもまた職長判断で、その人のペースで少しずつステップアップしていきます。
いきなり「あそこのぼってやってこい」なんて言われることはありません。
人の安全が最優先事項、安全第一なのです。
恐縮ですが、長くなりそうなので「高いところで平気でいられるか」はまた次回。