ブログ(現場レポート)
ラテンのリズムで・・・
2018年 3月 19日
新規事業で取り扱う資材のひとつ、親綱支柱が入荷して参りました☆
これは何に使うの??と思う方の為に説明しますと、これは鉄骨の建て方(組立て)を行う際に使うものです。
鉄骨の組立て中に梁の上を安全に歩く為に親綱(おやづな)と呼ばれるロープを張りそれに命綱をかける訳ですが、
この親綱支柱を鉄骨の梁に取り付けて、親綱ロープを通すわけですね。
親綱支柱も親綱も仮設なので、屋根や床を貼る際には撤去され、また別の現場へ持って行って使う・・という訳です☆
とにもかくにも安全に作業するために絶対に欠かせない設備なのです。
今回はこの親綱支柱に、極めて原始的な方法で会社名を入れていきます。
まず用意する物はこちら。
・ブルーシート
・ステンレス板にレーザーで社名がくりぬかれたプレート (結構高いですが、精度は驚くほどいいです。)
・ホームセンターで買った鉄用のラッカースプレー (1本200円×3本 (約100本塗るのに1本必要)
・途中、プレートに付いた余分な塗料を除去するのに必要なシンナーを少々。
※シンナーの取り扱いには有機溶剤作業主任者の資格が必要です。
まずは屋外にブルーシートを敷き、その上に仲良く並べます。
あとは気合と根性で一本一本スプレーしていくだけです。
わたくし有機溶剤の作業主任者の資格持ってはいますが、途中何度か風下に立ってしまい、ラッカーとシンナーの匂いでハイになりながら、
ラテン系のリズムに合わせて 仲良く並べる⇒スプレーする⇒30分乾燥させる⇒梱包する をくり返していきます。
そんなこんなで、なんとか300本無事に塗り終ました。
これが平常心の時に塗ったやつ。
これが風下でラテンのリズムで塗ったやつ。
結果、ラテンのリズムはこの作業に向いてないことが判明しました。