2022年度
新人研修③
新入社員研修も3日目。
いよいよ今日からは外で実際に体を使った研修に入ります。
まずは準備運動(ラジオ体操)から。
実際に現場に出ても、毎日朝礼でラジオ体操をします。
NHKラジオ体操のお姉さまのように!!
とまでは言いませんが、ダラダラとした体操ほど見ていて見苦しいものはありません。
伸ばすところは伸ばして!!!曲げるところはしっかり曲げる!!! イチニ!サンシ!!
そして体操後は青空の下、おもだった足場の材料について学んでいきます。
(弊社は鉄骨鳶、足場鳶の両方を請け負う会社ですが、ここでは主に足場鳶の研修を行います)
実際に常に腰道具を付けて、重さに慣れるのも密かに練習なのです。
(色々な工具が付いているので、意外と重量あります)
足場の材料(部材)といっても、その数じつに百種類以上あるため、研修期間中にすべて覚えるのは不可能です。
なので、研修ではおもだった数種類の部材の名前と、メインはその運び方について学びます。
実際に現場に出ると、見習いの間は資材の手運びが主な仕事になるからです。
そうやって現場で部材を運びながら、少しずつ名前を覚えていきます。
1年ぐらいたつと、おおよその名前は分かるようになります。
これは鋼製布板(通称アンチ)とよばれる部材で、足場の床面になります。
安全に、かつ効率よく運ぶための『持ち方』について学びます。
大きさは約50センチ×183センチ。
これで1枚約16㎏。これを2枚(30㎏以上!!)一度に運べるようにならないといけません。
なんだよ!!!1日目、2日目と比べていきなりハードじゃないかよ!!!ってなりますが、ご安心ください。
体力はひとそれぞれ。そこは個人に合わせてゆっくり無理なく練習していきます。
仕事は何事もコツといいますが、これも重心を知れば意外と楽に運べるようになります。
(ちなみにベテランになると、一度に4~5枚を何往復も運ぶ職人もいます。もはやポパイです。)
これは部材の中で一番の単体重量を誇る階段枠!! 1本29㎏!!!
『んんぐうぅぅぉぉぉぉぉー!!!』
たいていの子は、ここで自分でも普段聞いたことない声をあげてしまいます。
もちろん、これも持ち方のコツがあります。ありますが、やはり重いです(笑)
その他、建枠(1枚17㎏)など、この日はほぼ筋トレのような一日でしたが、
とてもみんな頑張って臨んでくれました。
(なかには、休憩中にプロテインを飲んでいる猛者もいました。)
さて明日からは、実際にこの部材を使って足場の組立について学んでいきます。