2024年度
新入社員研修⑪
2024年 8月 19日
足場組立の研修も、いよいよ3段目に突入です。
高さは約3.6メートル。ここからはいよいよ高所作業となります。
ここまでに学んだ「高所作業での注意点」「フルハーネス型安全帯の正しい使い方」「楽な資材の持ち方」など、
実際に作業しながら、その必要性を実感として学んでいきます。
3.6メートルの高さに立つ事と、その高さで作業をするのでは全然違います。
作業中はどうしても足元への注意がおろそかになったり、不安定な体勢になってふらついたりと、想定外の事がおこります。
なので常に細心の注意を払いながら作業しなければなりません。
これがとび職の仕事なのです。
もちろん、実際の現場はこんな高さではありません。
最低でも5段(約10メートル)、高い現場だと何十段(50メートル以上)もの高さになります。
ただ高さが何段になっても、やるべき事は同じです。
まずは基本をしっかりと身につけて、安全意識と作業手順を体に叩き込む事がもっとも大切です。
以下、いつもより写真多めに掲載しますので、5人の雄姿をごゆっくりご参観ください☆
休憩中のアイスタイム!!!!!! サイコー!!!!
新入社員研修⑩
2024年 7月 29日
前回のアンチの組立・解体の練習に続き、今度は実際にアンチの上に上がっての訓練。
『はいよ!!!』『はいもらった!!!』の威勢のいい掛け声をしながら資材の受け渡しの練習です!!!!
高さ的にはまだ2メートルほどですが、地上では簡単だった事も、嘘のように急に難しくなります。
足場の幅は、50cm~1メートルと色々ですが、訓練は安全を考慮して最大幅の1メートルの仕様です。
(アンチ1枚の幅が50cm×2列)
実際に歩いてみるととても狭く感じられ、両側に何もない状態はやはり怖さを感じます。
安全の為、最初は補助をしながら作業します。
ただ数十分もすれば高さにはすぐ慣れます。
慣れると冗談を飛ばしたり余裕が出てきます(^^)
次はいよいよ3段目の組立に挑戦です!!!!
新入社員研修⑨
2024年 7月 15日
弊社の工事部では、『足場工事』と『鉄骨工事』を行っています。
鉄骨工事は実際に鉄骨の骨組みを組み立てる作業なので、社内で研修できる事は限られてしまいます。
なので、社内研修の中盤からは足場工事の訓練が中心になります。
実際の足場資材を使用して、敷地内に足場を組み立てます。
アンチと呼ばれる足場の床板の部分の組立・解体の練習。
両端の爪のロックを外しながら、リズムよく外す練習です。
これは背が高いほど有利なため、背の低い人はかなりキツイ体勢になります。
(がんばれ~!!!)
でも大丈夫!!
背が低い鳶さんもたくさんいますし、ちゃんとコツを伝授するのでご安心を!!!
できるようになつてくると、どんどん作業が楽しくなります(^^)
ひたすら反復する事で、自分なりのコツやリズムをつかんでいきます。
ほぼ毎日外での訓練の為、水分補給も大切です。
なので会社からスポーツドリンクを毎日用意しています。
いつでも自分が飲みたいタイミングで自由に飲むように指示しています。
みんなで一緒に頑張ろう!!!!
新入社員研修⑧
2024年 7月 1日
この日は、いつもの社内での研修を飛び出して現場へ☆
まだまだできる作業は限られるけど、数日間学んだ事が、少しは活かされているかな???
現場の雰囲気や緊張感を体験するのも、いい刺激になったのではないでしょうか(^^)
新入社員研修⑦
2024年 6月 17日
とび工の仕事のひとつに、
『番線打ち(ばんせんうち)』
『番線切り(ばんせんきり)』というものがあります。
※番線とは、鉄のハリガネのような物だと思ってください。
何に使うかというと、おもには現場で使用する資材を結束するために使用されます。
まずは番線打ち。
シノという道具を使って番線を締めるのですが、より強固に確実に結束する為には、なかなかコツが必要です。
最初はうまくできませんが、反復練習をする事でだんだんと体でコツをつかんできます。
次に番線切り。
クリッパーという道具を使用しますが、ただ切れば良いわけではなく、切る際の姿勢や体の位置、
クリッパーの刃の入れ方など、すべて正しい手順があります。
とても強いテンションがかかった番線を切ると、場合によってはバチーン!!と自分の
ほうへ飛んできます。
この手順を知らなかったり、守らなかった時に事故や怪我がおこります。
正しい手順を身につけることが、新入社員研修で最も重要な事なのです。